皆さんこんにちは!
パーソナルトレーナーの藤原諒太です😊
タイトルにもあるように今回は少し専門的な内容になりますが、ランナーにとって必要な知識の一つになるのでお付き合い頂けると幸いです!
まず筋肉は自ら縮むことしか出来ません!
それを踏まえて聞いていただけたらと思います。
まず筋肉にはいくつか収縮の種類があるのですが、よく使われる収縮の種類は3つあります。
その収縮はというと
・コンセントリック収縮
・エキセントリック収縮
・アイソメトリック収縮です
コンセントリック収縮とエキセントリック収縮はアイソトニック収縮に含まれているものになりますが今回は3つに分けて説明を進めていきます。
まずコンセントリック収縮ですが、これは筋肉が縮みながら収縮するということです。
分かりやすいのでアームカールで説明していきます。
アームカールでダンベルを持ち上げる時(上腕二頭=力こぶ)の筋収縮がコンセントリック収縮です。
コンセントリック収縮は他の収縮に比べて力発揮はそこまで強くありません。
筋トレで持ち上げるのを頑張ろうとしている人がいますが、頑張るポイントはそこではないということですね!
次にエキセントリック収縮です!
エキセントリック収縮は筋肉が伸ばされながら収縮するのが特徴です。
持ち上げたダンベルを下ろしていく時に発生する収縮形態です。
エキセントリック収縮はコンセントリック収縮と対照的で強い力発揮が出来ます。
一番筋肥大に関与している収縮がエキセントリック収縮になります。
ブレーキをかけながら走るような人は脚が太くなったりしますが、強いエキセントリック収縮が発生しているのが原因です。
筋肉痛になる時もエキセントリック収縮が関与していますがブレーキをかける走りの人が筋肉痛になりやすいのはイメージが湧きやすいのではないでしょうか。
最後にアイソメトリック収縮ですがこちらは関節は動かないけど収縮している状態を指します。
コンセントリック収縮もエキセントリック収縮も関節は動いていますが、そこがアイソメトリック収縮との違いです!
この状態でも筋肉の収縮は起きているということですね。
アイソメトリック収縮もコンセントリック収縮と同じように筋肥大にはあまり関与していません。
筋トレは基本的に筋肥大を起こすために行うものなのでプランクなどの種目は向いていないということです。
プランクは元々腰痛持ちの方のリハビリなどで用いられているものなのでアスリートがパフォーマンスを上げるために積極的に取り入れるべきかというと答えはNOです!
筋収縮の内容を知るだけでも筋トレで意識すべき点は変わってくるので参考にしてみてください!